結婚指輪は私が買いました

結婚式はレストランで人前結婚式でした

いまではめずらしくないと思いますが、私と夫が結婚した30年前で、レストランでの人前結婚式はかなり斬新だったと思います。
結婚式らしいイベントは結婚指輪の交換のみで、あとはそのまま披露宴になるという段取りです。
私達が選んだのは京都の老舗中華レストランでしたが、そのレストランで日本人が結婚式を挙げるのは始めてという話で、いろいろ打合せの時から戸惑いました。
中国式の結婚式は親族や友人が集まり、ほとんど一日中お店で食事をしたり麻雀をしたりという大掛かりなものだということで、お店の方からしても日本人の3時間程度の結婚式というのは慣れていない様子でした。
ともあれ、準備が整い、後は当日交換する結婚指輪の準備のみということになり、夫と一緒に指輪を選びに宝飾店に行きました。

結婚前にかなり不安を抱くことになりました

ガラスケースに並んだシンプルな結婚指輪の数々。それでも、これから一生指につけるものだからと慎重に選びました。
細かい細工のものは徐々に磨耗していくというお店の方のアドバイスがありましたが、私は細かいものが欲しくて。繊細な線が刻まれたものを選びました。
さて、代金を支払うという段階になって、夫はお金を今日は持っていないというのです。後で返すから君が支払ってということですが、正直結婚指輪は夫が買ってくれるものという思い込みがありました。少なくともお互いに出し合って贈りあう形になるのかと思っていました。
婚約指輪など結婚前にする指輪は男性がおくるものだけれど、結婚指輪にはそういう決まりはないのだそうです。当時はそうとは知らず、かなり不安を抱きました。